【大安禅寺】本堂屋根西側平瓦解体

福井県にある本堂、庫裏ともに江戸時代の初期、万治年間(1658~1660)に建立され約350年を経過しています。建立以来、維持管理のために必要な修理が行われてきましたが、破損の進行が随所に見られ、根本的な対策が必要となりました。その他、境内諸堂も建立より300年を経過し破損が目立ってきています。

このような状況のもと、今回、国、福井県、福井市の指導、補助のもと12年に及ぶ修理事業が立ち上がることになりました。

今回は、本堂屋根西側平瓦解体に関する動画です。

大安禅寺

万治元年(1658)に第4代福井藩主・松平光通が、当時の高僧・大愚禅師に帰依して建てた臨済宗妙心寺派の寺で、歴代福井藩主の菩提寺として知られ、現在も、当時そのままの姿をとどめています。
数百点にもおよぶ文化財が保存され、本堂裏には門に葵の紋を配し、笏谷石1,360枚の石畳みと高さ3mを超す墓石がズラリと並ぶ”千畳敷”と呼ばれる、歴代福井藩主が眠る松平家の墓所があります。また、境内西側には花しょうぶ園があり、初夏には美しく咲き誇ります。

公式ホームページはこちら

関連記事一覧

PAGE TOP